矢沢永吉の本

年末年始にまとめて読んだ3冊です。ある種の経済書として読めるかもしれません。

成りあがり How to be BIG―矢沢永吉激論集 (角川文庫)

成りあがり How to be BIG―矢沢永吉激論集 (角川文庫)


広島の貧乏時代から70年代キャロルデビューと解散。そしてソロデビュー。80年代にかけてスターダムにのし上がった永ちゃんのエピソード1。幼少期から培われたハングリー精神と音楽に目覚めた青年期。金に対する強烈な価値観と独自の人生観が爆発している一冊。心して読みましょう。

アー・ユー・ハッピー? (角川文庫)

アー・ユー・ハッピー? (角川文庫)


90年ぐらいに一旦書き上げた原稿をそのまま封印。98年に例の「オーストラリア事件」をきっかけにその内容を大幅加筆し出版した「成りあがり・・その後」のエピソード2といえる一冊。そのオーストラリアを舞台とした30億円横領被害はもちろん、それ以外にもあったスタッフの裏切り。自身の離婚、再婚。レコード会社とのトラブルや変遷。これでもかというトラブルのオンパレードを疾走感あふれる記述で一気に読みきることができます。

イチロー×矢沢永吉 英雄の哲学

イチロー×矢沢永吉 英雄の哲学


僕はイチローも大好きです。生き方というか人生観が。この本は永ちゃんとイチローの対談がそのまま本になったもの。プロとして「現役であり続けることの大切さ」「子どものころに描いた夢や初心を忘れないこと」「その夢にむかって終わりなき最高のパフォーマンスを追い続けること」など大事なキーワード満載です。

いやあどの本も読み応えがありました。ご興味のある方は是非!!