年末年始にまとめて読んだ3冊です。ある種の経済書として読めるかもしれません。 成りあがり How to be BIG―矢沢永吉激論集 (角川文庫)
広島の貧乏時代から70年代キャロルデビューと解散。そしてソロデビュー。80年代にかけてスターダムにのし上がった永ちゃんのエピソード1。幼少期から培われたハングリー精神と音楽に目覚めた青年期。金に対する強烈な価値観と独自の人生観が爆発している一冊。心して読みましょう。
- 作者: 矢沢永吉,有賀幹夫
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2004/04/24
- メディア: 文庫
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90年ぐらいに一旦書き上げた原稿をそのまま封印。98年に例の「オーストラリア事件」をきっかけにその内容を大幅加筆し出版した「成りあがり・・その後」のエピソード2といえる一冊。そのオーストラリアを舞台とした30億円横領被害はもちろん、それ以外にもあったスタッフの裏切り。自身の離婚、再婚。レコード会社とのトラブルや変遷。これでもかというトラブルのオンパレードを疾走感あふれる記述で一気に読みきることができます。
- 作者: 矢沢永吉,「イチロー×矢沢永吉英雄の哲学」製作委員会
- 出版社/メーカー: ぴあ
- 発売日: 2006/06/30
- メディア: 単行本
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僕はイチローも大好きです。生き方というか人生観が。この本は永ちゃんとイチローの対談がそのまま本になったもの。プロとして「現役であり続けることの大切さ」「子どものころに描いた夢や初心を忘れないこと」「その夢にむかって終わりなき最高のパフォーマンスを追い続けること」など大事なキーワード満載です。
いやあどの本も読み応えがありました。ご興味のある方は是非!!