HUNGRY HEART

 誰でもイマイチ気分がノらないとか、滅入ってヘコんでしまうときがあると思いますが、僕の場合の気分転換は買い物と音楽です。なのでCDショップに行ってCD漁りするのがものすごくストレス発散になります。
 先日も立ち寄ったCDショップでいろいろと眺めていると「ブルース・スプリングスティーン」の文字が目に入り「なつかしいなあ〜。」と一人で感慨にふけっていました。
 今から27年前当時中学3年生だった僕は家にレコードプレーヤーもなく、もっぱら「ラジカセ」でFMの雑誌(FMfanやFMレコパルなど)を閲覧後、ひたすら洋楽をエアチェック(カセットテープに録音)しまくっていました。
 そこで出会った1曲がブルースの「HUNGRY HEART」(1980)です。大ヒットした「Born in the USA」(1984)の前になります。洋楽の右も左も知らなかったころ、将来の自分像をまだ描いてなかった少年時代、まったくの子どもでしたがこの曲はズシンと心に響きました。またその当時はこの曲をロックではなくポップスのように理解していました。シーナイーストンの「9to5」やREOスピードワゴンの「In your letter」、エアサプライの「Lost in love」と同様に。
 無性に聞きたくなって結局買ったのが2005年に再販された「グレイテスト・ヒッツ」

グレイテスト・ヒッツ

グレイテスト・ヒッツ


 「HUNGRY HEART」・・すばらっしいっ!!!不覚にも泣きそうになりました。ブルースの当時の声はやっぱり若々しく、中学生〜高校生当時「ポップス」と勘違いしたのも今なら理解できます。
 で、すっかり前向きさを取り戻し(早っ!!)たのでした。