昨日１０月１９日（日）の最終日に念願の展覧会に行ってきた。
没後８０年記念 佐伯祐三展 於：大阪市立美術館
教科書で見覚えのある・・「郵便配達夫」
この絵が独特の異彩を放っているので印象深いのは確かだが、他の絵（特に風景や建築画）も、とても素晴らしかった。
左右非対称の構図が特徴的であるが、そのバランスはギリギリのところを追及していて絶妙であり見る者を魅了してやまない。
ちなみに展覧会の出口付近で遭遇した初老のおじさんが「写真みたいな風景画の方がええなあ・・。」とため息交じりに呟いていたのが印象的だった。（あなたが見に来るべき展覧会と違うやろ！）
もう少しゆっくり見たかったが、とにかく行ってよかった。
大阪が生んだ佐伯祐三は確かに天才でした！
