会計事務所のコンペ

先日某銀行様からのご紹介で伺った新規先ですがご縁なく
クロージングに至りませんでした。ざんねーーーん!!
なんでも他の会計事務所を選択されたらしく僕は敗れ去りました。
なんかトーナメントを勝ち抜く高校野球の世界に似てますね。


会計事務所(税理士)の皆さんでしたらこんな経験あると思いますが
どうでしょうか。
ほかの会計事務所にお願いされていた会社経営者が何かのきっかけで
会計事務所(あるいは担当税理士)を変更したくなり取引金融機関に
向け「知り合いの税理士紹介してください。」と申し出をされて何社か面談し、
最終決定されるわけですが・・。


ここ数年増えていますよね。事務所のコンペ。
たいていは事前に何社お会いになるか分かっているので多くの事務所が
参加しているコンペですと自然に熱を帯びてきますし気合も入ります。
おかげさまでそのような舞台にお声をかけていただく機会も昨今増えて
きました。


経営者の立場ですとやはり長年お付き合いのあった税理士さんを変更
することは大変気苦労も多く、ストレスのかかる作業になると思います。
その上で何社もお会いになるというのはやはり変更後の会計事務所に
対する期待の大きさの側面と、後に失望することがないよう念には念を
入れてという側面、競争させた上で顧問料など値段交渉につき優位に
立てるという側面などさまざまな目的のもと、事務所のコンペは増えて
きています。


お客様とのお付き合いは「ご縁」あってのものですので、こればかりは
どうしようもありません。
人と人とのつながりですし、合う合わないは当然ある話です。


ただ残念なのはコンペに敗れたとき敗れた理由をお聞きできないのが
つらいですね。まあ知る由もないのですが・・・。
あれがまずかったのかなとか(瞬間的ですが)悩むこともあります。


税理士の皆さん(特に独立している方)はどのような営業をされていますか?
新規顧問先の紹介はどのようなチャネルをお持ちでしょうか。


既存顧問先、親族、友人、知り合い、他の士業、金融機関、保険会社、FP
趣味の合う仲間・・・・などなど他にもたくさんあります。


いずれにしても大切なチャネルですし、優先順位はつけられませんが多いに
越したことはありません。
会計業界はすっかり大競争時代に入っていますし、今回のようなコンペも
日常的なお話になっています。
経営者の方々のニーズも業務範囲、価格、訪問頻度、などなどまちまちです。
それらにすばやく対応していかなければなりません。


敗れ去ったからこそ「ご縁」と「チャネル」を大事にしていきたいと強く
思います。某銀行様すみませんでした。  次はがんばるぞーーー!!