8月10日に契約を交わし、弊社もTKCに入会することになりました。
紆余曲折あったのですが弊社クライアントからの要望もあり入会に
踏み切りました。
僕はこれを機会に今まで手薄であった・・・
電子申告、書面添付、戦略MASなどTKCのエッセンスを吸収できる
のではと期待しています。
先日ブログに書いた「チャネル」ではないですが、これで弊社もさまざま
な会計ソフトやシステムを扱えることになりました。
EPSONの応援シリーズ、オービックの勘定奉行、弥生会計、TKC
ということになりこれでほぼどのような会計システムにも対応が可能に
なったと自負しています。
ただTKCのシステムにおいては他の市販の会計ソフトとはまったく
違った位置づけになるため、そのベクトルに合いそうな企業を徐々に
移行していければなあと漠然と考えています。
TKCの思想の根幹となる一節に
「会計データの遡及訂正修正を行わない」というのがあります。
しかし一方で、私も含め一般的会計人はデータの遡及処理をよくします。
これは最終的に確定決算及び税務申告を行うまでに処理項目を確定すれば
事足りるという発想が根底にあります。
これはTKCの考える「月次確定決算=試算表及び決算書の信頼性」とは
相反する部分です。
僕も以前勤めていた事務所でTKCを使っていたのでそのシステムの内容
をよく理解していたつもりですしたが独立するにあたって選んだソフトは
EPSONシリーズでした。
当時なんでもよかったのですが「遡及処理が困難」なTKCのシステムは
使い勝手が悪そうというイメージが強かったので選びませんでした。
というわけで、最初に立ち返りますが今後は入会を機会にTKCのシステムと
会計人や企業に対するTKCの姿勢と思想をよく研究してみようと思います。