マスターズ回顧録

マスターズ最終日、タイガー・ウッズが第三ラウンド開始前に2打のペナルティーを受けた影響で3アンダースタートとなりトップと4打差あったため、午前3時30分からのテレビ中継は見なかったのですが、アダム・スコットとアンヘル・カブレラのプレーオフは歴史に残る素晴らしい名勝負でした。

プレーオフの2ホール目(10番ホール)、勝負を決めたアダム・スコットの3.5メートルパットも見事でしたが、アンヘル・カブレラのスポーツマンシップと謙虚さにものすごい感動を覚えました。

10番ホールの2打目、先にグリーンオンしたカブレラは続くアダム・スコットの2打目が3.5メートルについたのを見ると親指を上げ「ナイスショット」と声をかけ、最後のパットをアダム・スコットが沈めるのを見た瞬間に帽子をとって歩み寄り、健闘をたたえたシーンを見て、そのフェアプレイ精神に感銘を受けた人はきっと多かったはずです。

オーストラリアの選手は初優勝です。おめでとう、アダム・スコット。

それとナイスプレー!アンヘル・カブレラ!!あなたは本当に素晴らしい人です。一気にファンになりました。