税理士試験受験心得 その1(時間配分)

 最近僕のブログ検索でよくあるのが「税理士試験」「法人税法」「簿記論」など試験に関するものが多くあります。今年も8月7日から9日まで3日間実施されます。その時期もあってやはり受験生の関心事となっています。せっかくきていただいた受験生の方のために少しでも役に立てばと思い、受験心得をシリーズでブログにしていきます。ご期待ください。僕自身受験したのがずいぶん前のことなので最近の試験にマッチするかは保証できませんが・・。 
 今回は第一回目(時間配分)です。なにしろ1科目あたり2時間という限られた時間で最大の成果を解答用紙に埋めないといけません。ですから問題に応じた時間配分が合否を決定することも十分にありえます。
 簿記論に関しては最初の3分から5分間に問題の全体量、問題の傾向、各問題に対する解答用紙の量のバランスを見て第一問、第二問、第三問のおおよその時間配分を決めましょう。そのあとこれは好みによりますが第一問及び第二問を1セットで、第三問(通常は総合問題)を1セットで配分し、第一問又は第二問のどちらかからスタートし、次にその残り、第三問は残りの時間で一気に仕上げにかかるのがオススメです。
 次に財務諸表論及び税法(理論と計算のある場合)ですが理論問題は約50分〜55分、計算問題を約1時間10分で配分しましょう。理論問題をまず最初に一題解答しましょう。その後もう一題の理論に進むも良し、計算問題に進むのも良しです。ただし理論問題及び計算問題は必ず配分した時間で一旦切り上げて残りの計算、理論に移るようにしましょう。まんべんなく解答することが肝要であるためです。最後の問題の解答が仕上がって時間が余っている場合には残りの計算、理論の仕上げに使ってください。

 とにかく双方ともに第一問から第三問へ順番に解答する必要はありません。必要に応じて順番を変えましょう。
僕の経験では、理論→計算→理論が一番合っていました。
理論→理論でいくと手や指が疲れる可能性があり、思ったより時間がかかる場合があります。